exhibition(企画展)
アメリカの何気ない日々を綴る「ピーナッツ」では、季節ごとにさまざまなホリデーが描かれ、毎年の風物詩となりました。いつもとは少し違うハッピーな予感に、ピーナッツ・ギャングはそわそわ、わくわく。ハロウィーンになるとライナスはカボチャ大王に出会うことを心待ちにし、クリスマスはプレゼントをめぐって皆がドキドキし、バレンタインデーにはチャーリー・ブラウンがもらったことのないカードを待ち焦がれて。ピーナッツ・ギャングが繰り広げるアメリカならではのホリデーの文化を、約45点のコミックを通じて一緒に楽しみませんか。
「ピーナッツ」原画 1970年10月31日
カボチャ大王に会うためにカボチャ畑で待機するライナスですが、とうとう待ちきれずに「出てこい、マヌケ!!!」と思わず口走ってしまいます。
「ピーナッツ」原画 1990年12月23日
サンタクロースのためにクッキーを用意するチャーリー・ブラウンとサリー。しかし、そのクッキーをこっそり持って帰ったのはサンタに扮するスヌーピーでした。
「ピーナッツ」原画 1975年12月31日
スヌーピーとウッドストックは新年を迎えウッドストックの巣でどんちゃん騒ぎ。ついには下の巣から苦情が入ってしまいました。
本企画展の資料集めの際、1953年1月1日付(元旦)の日本の英字新聞「The Mainichi」にて、完全書き下ろしの「ピーナッツ」コミックが掲載されていたことを、アメリカのシュルツ美術館スタッフが発見しました。よく見ると、鳥居や羽子板があって、凧も日本風。連載初期によく登場していたキャラクターのパティは下駄を履いています。日本の元旦の新聞のために、シュルツさんが日本のアイテムを入れて書き下した、とても貴重な作品です。
「ピーナッツ」複製原画 1968年2月15日
バレンタイン・カードをたくさんもらったスヌーピーは、誰から来たかを読み上げていきます。チェーリー・ブラウンは、まさに、やりきれません。
「ピーナッツ」原画 1985年4月7日
イースターの季節になると登場するイースター・ビーグルは、ダンスをしながら子どもたちにイースター・エッグと笑顔を配っていきます。
LOOK!
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